変換定義の作成・編集

変換定義の作成および編集について説明します。

画面の構成

  1. エンティティ設定
    変換定義で使用するエンティティの設定を行います。

  2. 汎用項目
    固定値とカウントの汎用的なデータ項目です。

  3. データ項目
    読み込んだCSVファイルのデータ項目です。

  4. 変換定義
    変換定義の編集を行うエリアで、データ項目とNGSIデータ属性の紐付けを行います。

  5. NGSIデータ
    変換定義に従ってCSVデータをNGSIデータに変換した結果が表示されます。

  6. ボタンとチェックボックス

項目 説明
VISUAL/TEXT 変換定義の作成モードの切り替え。VISUALは変換定義をGUIで作成できます。TEXTはCUIでYAMLを直接編集できます
プレビュー チェックがある場合、CSVの最初の3レコードをNGSIデータに変換します。データは画面右側に表示されます。変換定義を変更すると、リアルタイムにNGSIデータに反映されます。変換結果を確認しながら変換定義を作成できます。チェックがない場合、「変換」ボタンでNGSIデータを作成します
変換 CSVの全データをNGSIデータに変換します。「プレビュー」チェックボックスにチェックがない場合に使用できます
定義をダウンロード YAML形式の変換定義ファイルをローカルPCにダウンロードします。定義の保存や再利用のために使用します
ORIONにアップロード NGSIデータをOrion Context Brokerに保存します。保存が完了しすると、保存したデータ件数、格納場所(FIWARE-Serivce, FIWARE-ServicePath)が表示されます
CSV表示 入力データのCSVファイルの内容を表示します
マップ表示 緯度経度の位置情報をもつデータを地図上に表示します

データ変換定義の作成方法

1. CSVファイルをツールに読み込む

  1. NGSIコンバーターの画面にCSVファイルをドラッグ&ドロップします

  • CSVファイルの文字コードは自動で識別します。自動識別が失敗する場合、CtrlキーまたはShiftキーを押しながらCSVファイルをドラッグ&ドロップしてください
  • Ctrlキーを押しながらCSVファイルをドラッグ&ドロップする、文字コードをUTF-8と見なして読み込みます。実際の文字コードと異なると読み込みエラーになります
  • Shiftキーを押しながらCSVファイルをドラッグ&ドロップすると、文字コードをCP932(Shift_JIS)と見なして読み込みます。実際の文字コードと異なると読み込みエラーになります
  • Altキーを押しながらCSVファイルをドラッグ&ドロップすると、プレビューチェックボックスのチェックがオフの状態でCSVファイルを読み込み、全データをNGSIデータに変換します

  • 読み込んだCSVファイルの内容をもとに編集画面が表示されます

  1. 変換定義の編集エリアにはCSVファイルの項目名の一覧とデフォルトの紐付けが表示されます。左の列がCSV項目名、右の列がNGSIデータ属性を表します

  • CSVのデータ項目の × ボタンを押すと、NGSIデータの属性との紐付けが解除されます
  • NGSIデータ属性の x ボタンを押すと、属性自体が削除されます
  • 各紐付け項目は、マウスのドラッグで上下に移動することで、並び順の変更をできます。最上段のIDは、固定なので移動できません

  • データ項目の最下段の「属性を追加する」を押すと、NGSIデータ属性を追加することができます。 データ属性の詳細については後述します。

2. エンティティ型の設定

NGSIデータのエンティティ型を指定します。

Custom

「Custom」はCSVファイルを読み込んだときの初期値となります。

「Custom」を編集することで、エンティティ型の名前に変更することができます。例)Evacuation

FIWAREデータモデル

FIWAREデータモデルで定義されているエンティティ型を選択できます。

FIWAREデータモデルのエンティティ型を選択すると、変換定義のエリアに自動的にNGSIデータの雛形が表示されます。なお、エンティティ型の設定をCustomに戻した場合は、CSVファイルを読み込んだ際の初期表示(デフォルトの紐付け)に戻ります。

3. CSVのデータ項目とNGSIデータ項目の紐付け

  1. データ項目をマウスでドラッグ&ドロップし、CSV項目とNGSI項目を紐付けます。
  2. NGSIデータプレビューに、編集中の内容が即時反映されます。

また、複数のCSV項目を1つのNGSIデータ属性に設定することもでき、その場合は「データの連結」となります。

その他のデータ項目の紐付け方法については後述します。

4. 変換定義の保存

  1. 「定義をダウロードする」ボタンを押します。

  1. 「definition.yml」というファイルが「ダウンロード」フォルダーに保存されます。

変換定義の再編集

  1. 「definition.yml」をNGSIコンバーターにドラッグ&ドロップします。

  1. 変換定義の内容が画面に表示され、編集が可能になります。

  1. 定義の編集が終了したら、再度「定義をダウロードする」ボタンを押して、変換定義の保存を行います。

汎用項目

NGSIデータ属性には、CSVデータ項目以外に汎用的に使用できる項目を設定することができます。汎用項目には以下の2種類があります。

・固定値
NGSIデータ属性に、任意の決まった値を設定する場合に使用します。
(例)元データ配布元のURLなど

・カウント
連番データを設定したい場合に使用します。

固定値とカウントの変換例

属性名の変更

NGSIデータ属性の上部設定(青色部分)より、NGSIデータ属性の名称を変更することができます。

  • NGSIの仕様により、属性の名称は必須となります。また、使用可能な文字は英数字のみとなります。

属性の追加

「属性を追加する」ボタンを押すと、NGSIで使用される一般的なデータ型の属性を追加することができます。

データ型によって、紐付ける項目数が異なります。このツールで追加可能なデータ型の属性は以下となります。

テキスト型

テキストを紐付けます。

項目 必須
テキスト 必須

数値型

数値を紐付けます。

項目 必須
数値 必須

日時型

日時を紐付けます。

項目 必須
テキスト 必須

日付型

日付を紐付けます。

項目 必須
テキスト 必須

Url型

URLを紐付けます。

項目 必須
テキスト 必須

位置情報型

位置情報(緯度経度)を紐付けます。

項目 必須 備考
住所
緯度
経度

※住所 のみ、もしくは 緯度かつ経度 の設定が必須です。

住所型

住所を紐付けます。

項目 必須 備考
住所 必須

連絡先型

連絡先を紐付けます

項目 必須 備考
メールアドレス オプション
FAX オプション
電話番号 オプション
URL オプション

リスト型

項目 必須 備考
リスト オプション

リスト型は他のデータ型と異なり、複数のCSVデータ項目を紐づけると、データの連結ではなく、個別の値のリストに変換されます。

メタデータの追加

各属性にメタデータを使用することができます。NGSIデータ項目にある、metadata の + ボタンをクリックすることで追加できます。メタデータ項目の設定方法は属性項目の設定と同じです。

メタデータの設定例

サンプルデータの出典

このページで使用したオープンデータの出典は以下の通りです。


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