WireCloud
データのビジュアル化
オープンデータやセンサデータをビジュアル化して表示できる機能を実証実験環境に追加しましたので、ご利用方法について紹介いたします。
FIWARE WireCloud とは
ビジュアルなダッシュボードをエンドユーザが作成できるFIWAREのモジュールです。WidgetとOperatorをWiringして、ダッシュボードを作成します。
WidgetとoperatorのWiring
- Widget はデータを表示する部品 (画面を持つ、緑色の部品)
- operatorはデータを操作する部品(画面を持たない、黄色の部品)
Wirecloudへのログイン
https://wirecloud.fiware-testbed.jp/ にアクセスして、右上の Sigin in をクリックしてください
ID管理の画面でユーザIDとパスワードを入力します。運営事務局からご提供したユーザID "userXXX@fiware-testbed.jp" を使用しします。
初回のログイン時のみ、WireCloudへのアクセスを確認する画面が表示されます。Authorize をクリックしてください。
Wirecloud/home の画面が表示されればログイン完了です。
チュートリアル
WireCloudのWidget, operator, wiring の概念を理解するために、チュートリアルの実施をお勧めします。
画面右上の▼のメニューから、Tutorials−>Basic concepts を選択して、画面の指示に従ってください。
チュートリアルの実行画面は以下のようなものです。
チュートリアルの設定画面は以下のようなものです。
福岡市AEDデータの表示
次に、福岡市AEDオープンデータを利用して、AEDの設置場所を可視化してみます。
新しいワークスペースの作成
画面中央上のハンバーガーアイコン(三)をクリックして、New workspace を選択して作成します。ワークスペースに名前が必要です。
Map Viewer Widgetの追加
ハンバーガーアイコンの右側の"Add components"アイコンを選び、左側の一覧から、"Map Vierwer"を追加します。(+)を選択します。
Wiringの画面に移動
"Add components"の右側の"Wireing"アイコンを選択します。
ハンバーガーアイコンの右側の"Find components"アイコンを選び、Wiringのエリアに、WidgetsとOperatorを追加します。
Widget追加
Map Viewer Widgetを追加します。
Operator追加
FIWARE data model To PoI と NGSI source Operatorを追加します。
Wiring
WidgetとOperatorをWiringして接続します。
データソース設定
NGSI source Operatorに設定を追加します。
設定終了
設定が完了したら、画面左の三角のアイコンをクリックしてください。
実行画面
以下のような画面が表示されば、正しくワークスペースが作成されています。
関連情報
- Wirecloud のドキュメント : https://wirecloud.readthedocs.io/
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